名前の中に「神」という文字が二個入っていることからついたあだ名は「二こ神」。その二こ神が、今まさに目の前で自分と対戦している。プロよりも強い、史上最強のアマチュア棋士。対局相手がただのホームレスではなく、そんな雲の上の存在だったと知った菅田は手が止まってしまう。
その頃、真剣師・角田(サンドウィッチマン・伊達みきお)と飛鷹(サンドウィッチマン・富澤たけし)がアパートに菅田を訪ねると、隣室から六車里花(安田美沙子)が現れる。里花は角田たちを威嚇するような態度を取りながらも、菅田の安否を気にかける。
一方の菅田は、二コ神の正体を知りつつも勝利を誓う。しかし、にこ神に将棋盤の右辺を制圧されてしまい徐々にピンチに陥る。と同時に、かつての師匠・鈴木歩人八段(小日向文世)に聞いた言葉を思い出す。
「神野神太郎の将棋は勝つ将棋ではなく、負けにくい将棋。
入玉を許せば、勝利をつかむのは極端に難しくなる」
そう、ニコ神は雁木の構えで攻撃を防ぎつつ、隙を見て入玉を目指すという作戦だったのだ。入玉とは、自分の王将(玉将)を相手の陣地に突入させる戦法。将棋の駒は前方には強いが後方に効く駒は極端に少ない。一見捨て身とも思えるこの戦法は、実は駒の効きが弱い相手の背後に陣取り防御に徹するという、勝つためというよりは負けないための戦法であった。
続く。今日はハチワンダイバーの第4話ですね。


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